
4月26日に行われる筈だった今年第1回目の「いきいきエコレンジャー」が連休中の5月3日に延期して行いました。
エコレンジャーの目標のひとつとして「体験」することがあげられます。
実際に公園の湿生広場の池に入り、網で生きものを獲ってもらいます。
そして獲った生きものの体を観察して、生きものの気持ちになってこの水辺が、生きものにとってどのような環境なのか?を考えてもらいました。
今回は環境のモノサシとなるトンボのヤゴを使って、みんなに湿生広場はどんな環境なのか?
シオヤトンボ、シオカラトンボ、オオシオカラトンボのヤゴが獲れたけれど、
水草が必要なギンヤンマなどは獲れなかった。
ギンヤンマをこの水辺に呼ぶにはどうしたら良いか?ということで、
みんなで池の土手を補修してこの地域で採ったセリを植えました。
このように「体験」し「感じて」「気づき」「考える」キッカケを作り、
自然と私たちの生活のつながりと関係、そして環境問題の本質を一緒に考えることができればと思います。