那須野が原公園の湿生広場の柵で囲った水際部分ですが・・・
けっこう踏まれてしまっていることに気がつきました。
(最近、ネガティブな話題ばかりになってしまっていますが、
しかし踏む方も気を使ってくれているのか、草はある程度避けてくれている)
梅雨に入る前に、さらに植栽を行い
人が入る前に植物を安定させておいてみたらどうだろうか?
ということで追加で改修することに致しました・・・
水中の泥も粘土っぽかったので、植え付けをしながら泥を盛るような
カタチでやっていきました〜
すこしワカリニクイでしょうが、水際のラインが
黒くなっているのが分かりますでしょうか?
陸域と水域の移行帯として水生植物と湿生植物が
入り交じり、複雑な構造をつくり
多様な環境が生まれることが理想ですが、
放っておいてもなかなかウマく行かない状態と判断し、
とりあえず、この地域に自生しているセリとミゾソバ
を植栽することにしました。
これがウマく繁茂してくれれば
水際でも踏み込む場所が無くなり、
浅い部分に水草を必要とする生きものが生息できるのですが・・・
踏まれてダメになるか?それともその前に広がってくれるか?
人間のモラル、良心と植物の生命力に頼るのみでございます。