2010年6月14日
那須野が原公園事務所前にある噴水のある池ですが
噴水のポンプのメンテナンスのため、
水抜きをして調べる事になったようです・・・
生きものをレスキューすると言い出したのは公園職員の方であり、
そういうことをしたいのでと相談を頂きました。
那須野が原公園は環境について配慮する公園なのです!
すごい!
↑落ち葉や堆積した泥をスクイ、
湛然に生きものを見て行きます・・・
ケッコウ大変!それでも職員の方たちは
イヤな顔ひとつせずに雨の中、むしろ楽しんで
やっているようでした〜♪
以前からここの生きものの調査もさせて頂いており、
今後の利用を含めた提案をさせて頂くために、
生きものの種類を確認させて頂きました。
陸域と完全にブロックされているこうした池で、
何の生きものがいるのか?いないだろ?と思う人が
大半かもしれませんが、蓮などの浮葉植物や
水底に落ち葉などの堆積物があると、かなりの生きものが
いることが分かります!
上の写真はギンヤンマです。
クロスジギンヤンマはすでに全部羽化したようで、
次にギンヤンマの出番でした・・・
とりあえず獲ったものをまとめて、
これからある程度の種類に分けて行きます。
公園職員の方と協力して仕分けしました。
湿生広場よりはヤゴの種類は多いですね・・・(汗)
原因は断定できませんが、
・産卵できる植物があること。
・隠れる場所、堆積物、落ち葉などが沢山あること
・アメリカザリガニがいなかったこと(一匹だけ大きいのを確認)
があげられると思います。
噴水池をビオトープとして捉え、緑の相談所と連動した利用を提案し、
環境に配慮した公園のカタチをさらに発揮できたらと考えています。