2010年6月27日
那須野が原公園せせらぎ広場水車小屋付近で
第3回いきいきエコレンジャーを開催しました。
まずは前回、みんなが作り、前日に仕掛けたザリガニの罠を
引き揚げて、アメリカザリガニが獲れたかを確認します。
かかってましたぁ〜〜〜!!!
場所によって獲れる獲れないはやはりありましたが、
何人かの罠にはしっかり罠に入っていました。
そう言えば仕掛けたエサはどうなっていたのだろうか?
エサだけ食べられていないというパターンもあったかも?
ワカリズライですが何匹か入っています。
前回の復習の意味と、エコレンジャーの主旨でもある
生きもののつながり「ぐるぐる回るお話」の説明をする
リーダー的存在の隊員。
あいさつや道具の使い方など基本的なものから
生きものとお話すること、
自分が発見したこと、気づきを記録すること
みんなにそれらを教えてあげること
そ言う言った事を今回は任務としてあげました。
生きものの体のつくりを観察することにより、
そのつくりが生活している場所に適応していること。
生きものはすみ分けをしており、
多様な生息環境が必要なことを感じてもらうことが
今回のテーマでありました。
セイタカアワダチソウについて話をする絵
繁茂している外来植物を抜き取ることも
任務の一つにしておりました。
生きものの捕獲開始です!
小さな子も頑張って獲ってくれました。
そしてお父さんお母さん達にも積極的に
参加して頂きました。
みんなで一緒になってこの活動を作っていると
感じることが出来ました。
本当にありがとうございます!
ヤゴとお話しよう!ということで
体のつくりから、すんでいる場所を考えます。
今回は、オニヤンマがたくさん獲れました!
同じような体のつくりをしたヤゴに
(大きさはかなり違いますが)
シオカラトンボがいます。
しかし、ここでは獲れませんでした!
なぜでしょうか?
それは、成虫のメスの体のつくりにヒントがあります。
産卵方法が違っているのです!
熱心にヤゴの体を観察し、考える隊員たち
自分で発見したり、気づいたことを
みんなに教えてあげよう!ということで、
最後に何人かの隊員に発表してもらいました。
ヤゴの鼻はお尻にある。
オタマジャクシには鼻の穴があった
ヤゴにも鼻みたいなものがあった
プラナリアは切ると増えるの?
植物について興味を示しだした隊員もいて、
まっすぐではなく、なぜ曲がって生えているのか?
自分なりに想像力を働かせて考えることが大切だし、
楽しいことなのではないかと思います。
結局、生きものとお話するってことは、
そうやって相手の立場にたって、
相手を知るってことなのかもしれません。
現代の我々が、自分の事ばかりで、
ついつい忘れてしまっていることなの
かもしれないですね・・・
今回も無事に楽しく、みんなで協力して活動できました!
(途中で観察に入った後で雨が降り出しましたが)
参加して頂いた皆様!
本当にありがとうございました。
また、よかったら是非参加して下さい!