7月5日那須野が原公園湿生広場
前日が日曜日で梅雨の晴れ間ということが
影響しているのでしょうか?
写真を見て頂ければ、分かるかもしれませんが、
水、抜かれてました...(汗)
ザリガニを獲りたいという気持ちはワカリマスが、
「生きもののすみかをつくる」という活動を
子供たちと一緒に行っている立場としては、とても残念です。
排出部分は石積みですが、
管理する上で、もうこれは限界だと思います。
公園の担当者の方とお話もしましたが、
この水辺の環境をみんなで整えることによって
那須野が原公園周辺に生息している生きものたちの
生息空間を確保することができます。
そしてこの水辺に来てもらうことで、
環境を計るモノサシとしてビオトープは機能します。
また、管理を行うことで、実際の自然を相手にした
環境学習をすることになります。
こうした役割を担う湿生広場としては、
ちゃんとした排水口を設置する方向で考えるという
言葉を頂きました。
柵で囲ってある部分の様子です。
柵の内側にも侵入されています。
純粋に生きものを保護するために入るな!
というつもりはありません。
あくまで、自分たちの活動のために、
公園の了承を得て、みんなでルールを決めて行っています。
そのルールを守ってザリガニをとって欲しいのです。
公共のものだからといって、自分たちの好きなように
何でもやっていいという話ではありません。
結局、そういった、自分たちさえよければ、
何をやってもいいんだ...という考え方が、
人間の行き過ぎた行為を生み出し、自分たちの住んでいる環境さえも
破壊していることに気がつくべきではないのか?と思います。
子供のために生きものとふれあわせるために
ザリガニをとっているのでしょうが、
結果的に、水を抜いてグチャグチャにやりっ放しで
帰っていく親の姿を見て、
子供たちはどういう感性を身につけるのでしょうか?
偉そうなことは言えませんが、
そうした事から考える必要があるのではないでしょうか?
これからも、
もっと伝わるように自分たちも努力していこうと思います。