エコレンジャー「池を守ろう」
那須野が原公園せせらぎ広場水車小屋の近くの池を舞台に自然環境学習プログラム
エコレンジャーを実施しました。
今回のテーマは「池を守ろう」と言うことで、
泥が溜まった池を教材にして、湿生遷移やエコトーン(移行帯)などのお話を交えて、
実際に池の環境をたくさんの生きものが暮らせるように整えて行きます。

まずはエコレンジャーとはどんな人たちなのか?毎回その役割を参加者に考えてもらいます。
そして挨拶や自己紹介などの基本的な任務から実際の作業まで伝えます。


上の写真は、仕掛けたザリガニの罠を回収するところを見守る様子。
そして今年も見事に罠にかかりましたッ!
サイズもソコソコのモノが数匹、シッカリ罠に入ってました。

任務その1
土手を作るために気の枝を集めたソダを運ぶ。



任務2、3
池の中の泥をすくい上げ
生きものをレスキューする。

こんな感じですくい上げた泥を積み重ねて土手を作ります。


一生懸命、生きものをレスキューしようと捕獲していました。
今回は、アカハライモリがナカナカ獲れず、やっと確認することができました。
自分で獲って誇らしげな表情をしています。


作った土手をに植栽するための植物を採取する探検も行いました。
隊長からもらったヒントを元に植物を探します。
自分で探した植物には、興味が湧いたらしく、みんなそれぞれに発見したことを一生懸命記録していました。

最後に、前回のアメリカザリガニのお話の復習で、すみかが似ていること、
そして池は放っておくとドンドン埋まって行ってしまうので、泥をすくって行くことが必要。
生きものがたくさん暮らすためには、色々な場所が必要で、陸地と水域の間となる場所は変化が大きいので、とても多様な場所になると言うお話を聞いて、ではそうすればいい?ということで、採ってきた植物を、作った土手に植え付けました。

少し、分かりにくいですがこんな感じで、任務完了です!