7月8日
埼玉県の越谷市にあります南越谷小学校のビオトープ授業があり、私、飯沼は師匠、三森氏、人と自然の研究所のお手伝いをさせて頂きました。

授業風景…師匠の授業の進め方を見させて頂き、勉強させて頂きました。
学校の授業であるということ、小学校五年生であるということ…
普段の僕の実施させて頂いているエコレンジャーとは、若干、条件が異なることで、対応の仕方も違ってくることが、よく分かりました。



目的と手段を明確にして、自分自身で確認し評価してもらう。
ビオトープを管理する際に、タダ「○□しました」ではなく、「□△のために、○□しました」という目的と、そのための手段を分けることが大切です。そのためにも自己で評価する基準、ここでは生きものの視点が重要になります。目的は生きもののすみかとして良い場所か?または呼び寄せること。具体的には、メダカがくらすためには良い場所か?シオカラトンボ、オオシオカラトンボ、ギンヤンマ、クロスジギンヤンマの四種のトンボにとって、それぞれ適している場所か?
を子どもひとりひとりが考えて判断することが、環境学習につながります。なぜなら、生きものくらしやすみかを考えることが、環境そのものを考えることだからです。
子供たちは、ウシガエル、アメリカザリガニの捕獲や、越谷産の植物の植栽作業を、目的意識を持ちながら実施しました!
その後、教室に戻り振り返りを行い、自分で行ったことを確認し、今後は自分たちのビオトープとして、管理し状況を見て行くことにしました。