2011年8月29日月曜日

「森林エネルギー」新潟市のペレット製造実証の見学会のレポート

8月28日 新潟県秋葉地区でペレット製造現場の見学をしてきました。
エネルギー用の材を運び出す山の説明をするペレット隊長こと古川さん
積まれている木材は建築用材などに使われる。
あの量の2、3倍はエネルギー用の材がでるという・・・
移動式ペレット実証プラントの設置されている倉庫
月三万円で貸して頂いているそうです。
木質ペレットを製造するには大まかに三段階の工程があります。
まずは材を細かく砕く「破砕」
その破砕した材を 「乾燥」させ
そして最後にそれを圧縮して「成形」する
というものです。
その動力はいづれも電力を使うことになりますが、
驚いた事に・・・
この製造に関して、電力会社やガス会社から一切頼っていないということでした。
一般家庭から出る食用油を精製してつくったバイオディーゼル
新潟でそれを作っている所から購入し使用しているそうです。

発電機があり
その横にはバイオディーゼルがおいてあります。
乾燥機の熱源は、山でペレット材としても使えないモノを燃やします。
全てを使い尽くす。山の処理にお金はかかりません。
整備管理している森はすぐ近くにあります。
この近くにあるということが移動式プラントの最も重要なポイントです。
現場から運び出しすぐに製造することができる。
そしてそこで出荷できる。
材を置く場所も要らず、運ぶコストもかかりません。
上の写真は現場到着後・・・下に敷き詰められているのは、
間伐したものをチップ化して林床に敷き詰めたものらしいです。
他の管理団体がやったらしいです。
これだけの材があればカナリの燃料になりますね・・・

資材用の木を運び出すには、上の写真のような道を作らなければなりません。
こうしたものを作るにはお金がかかります。
しかし、燃料用材ではこうした道を作る必要はありません。
チップで埋め尽くされている林床にはミョウガが群落をつくっているところも・・・
地元で参加しているお母さんが発見して、それをすかさず掘っていました!
さすがですッ!!
このチップを引き詰めていなかったら、
放っておいたらかなりの下草が生えるんだろうなぁ〜と想像できます。
そういう意味では、生産側から管理の視点では、これは正解なんだと思いました。

エネルギー材を運ぶにはこれで十分だそうです!
半分に切ったコルゲートパイプです。
これを斜面につなげて材を流して行きます。
話を聞くと、どちらかというと急な斜面よりも、ナダラかな斜面の方が
作業はしやすいし安全だそうです。
少し登ったところで間伐されて、材を残してある山
大切なのは、これらを運び出して使う場所を増やす事!
いくら山に入り運び出しペレットを製造したとしても
使ってくれる人がいなければ、こうした山の整備もできません。
逆に、地域でこうしてエネルギーを作る事ができるのだから、
外国から高い油を買うのをやめて、使う人を増やして行けば、
地域で仕事もできるし、お金も地域の中でつかうことができる。
そして自分たちの地域を整備、管理することができる。
と良い事尽くめ・・・

となりの山との境界部分を中心に写した写真です。
明るさが全く違いますし、杉の太さも違います。
右側の暗い森では、資材としての価値もないし、
切り出して持って行く事すらままなりません。
林業は単なる資材利用の為だけでなく、
本来はエネルギー事業となるべきもの。
資材利用3割、エネルギー利用7割にすればいいと聞きましたが、
資材の為だけに山を整備していては採算はとれないのだと思います。
エネルギー資源として材を利用し、管理を進めて行けば、
資材自体の管理もしやすくなり、運び出す事も今よりはずっと楽になると思います。
また、地域の材は地域で使うという事になれば、
地元で家を建てるということで、直接、建主が森に来て、
林業者と話をしながら材を選んだりすることもできます。
そうした仕組みは
モノを大切にする感覚というか、お金だけではない、もっと大きな流れの中で、
地域の経済を回して行けるような可能性を感じました。
Posted by Picasa

ペレットストーブ

さいかい産業SS-1 本体、配管基本セット、工事費で合計29万円。 ペレットストーブの販売をはじめました。 ペレットとは木を砕き締め固めた燃料で、暖房などに利用します。 地域の森林を管理しながら、生きものと人が一緒にくらせる仕組みづくりとして 大いに期待できる道具だと考えています。 こちらも事務所で展示しておりますので、興味のある方はご連絡下さい。 決して無理に売りつけることはしません。 しっかり導入の意義をご理解頂けた方にしか販売しませんのでご安心下さい♪ 訪問受付は下記電話番号まで〜 090-3342-6173

協賛して頂ける方を募集

協賛して頂ける方を募集
那須野が原生きものネットワークでは、
活動に協賛して頂ける方(個人、企業、商店、団体)を募集しております。
詳しくはメールまたはお電話でお問合せ下さい!よろしくお願い致します。