那須開墾社烏が森農場跡の様子を見に行きました。
ここは公園のようになっていて、奥に那須疎水からの支流が流れており、少しくらい森になっています。メジロやヒヨドリなどがたくさんいました。
支流から池が用意されているのですが、冬の間は水が流れてこないようです…
これでは安定した生物の環境にはなりません。
来年度から、動きがあるようですが、今後も観察させて頂こうと思います。
冬の間はそれほど暗いわけではないようですね…
しかし夏はけっこう鬱蒼としていた印象があります。
色々な生きものが暮らす場所にするには、明るい環境を用意する対策と、地域在来の植栽を行った方がよいでしょう…
水が安定して入っていれば、水辺の調査をすることもできたのですが、ちょっと残念です。
ボランティアの方が溜まった泥をあげたのでしょう…側においてしまうと、雨が降った時にまた池に入ってしまうので、
他に持っていった方がいいと思うのですが…
それともエコトーンを作るのにとっておいたのでしょうか?
そういえば、もしここをビオトープとして再生させるのであれば
水際をこうした岩場にしておくのではなく、地域の植生を植えられるエコトーンを水の流れていない間に創出した方がいいでしょう!!
乾いている間に、地盤を作ってしまえばシッカリしたものができます。
そうしたエコトーンの意味を交えながらワークショップをすることもできますし、春になり水辺の植物が出始めたら、植物採集のイベントもできます。
そんな感じで保全活動を楽しみながらやっていったらいいのになぁ〜と思います。
楽しみだけではなく、しっかりとした環境学習にもなっていますので、ただのボランティアではないのです!