3月11日…東日本大震災から一年。
一年前のこの日、ちょうどこのイオンデーへ出発しようとした時に地震が起こりました。
やっとこの日にブースを出展できた…一年越しです。
午後から、肥田先生の講演会があり、そちらのお話をどうしても聞きたかったため、
午前中だけ出展させて頂きました。
いつもの出展内容から、ちょっと新しい試みを…
今回は短時間だったため、ヤゴだけの観察と
新しい試みとは、先日、ビューティフルサンデーで行った
贈与経済をここでも行ってみたということです。
お金の無い取引をすることによって、わざわざ「お話」、「交渉」という手間をつくり
コミュニケーションをお互いにとるようにしています。
お金はスムーズな交易を可能にしますが、結局、そこでのやり取りは、商品と価値のごく一部しか見ないことになってしまい、それ以上の話が生まれません。
先日、某各地に展開している24時間のスーパーのレジで、学生のような男性が行っていたのですが、覇気も、気持ちもこもっていない接客…彼にとっては、自給のバイト料しか興味がないのです。金だけのために自分の時間を売っている。それ以外の付加価値が、その場を自分で作ることもできるのですが、作ったのは、僕が彼に対して思った接客の悪さの不快感だけです。
人との関係自体に目を向ける。
それは一つ一つが大切な出会いなんだと気がつきました。
そんなところでも自分の労働を搾取されていることから解放することができるのではないだろうか?
真の創造性とはこうしたところにあるのではないか?と最近思っています。
ブース出展、早速、ヤゴに興味をもった親子と話が盛り上がり、
ローカルトレードも行いました。
自分が得意なものを、相談しながら書いてもらいました。
言うなれば、僕はバイヤーみたいなもんです。
彼の能力や可能性を買い付けるんです。
本当は、僕の厳しい目で、取引が成り立つかどうかを考えて、
その先にこちらが今度の取引に使えそうなものだと見極めなければならないのですが、
新しい取引(本当は、根源的な取引なハズですが)のカタチを知ってもらい、
その意味について考え、気づいて欲しいからです。
お金によってどれだけ大切なものを切り捨てているか?を
このような体験を通して、大人ならば実感できると思うのです。
何でも「お金がない」だけで諦めて欲しくない
自分自身がお金であり、その能力を考え、活かすことで、取引ができるということを
実感して欲しいのです。
今回、こんなものを持ってきてくれた人もいます。
また新しいアイテムが増えました。
どうやってこれを売ろうかな…
その方法も本当は一緒に考えられると良いんですが…
今回、これだけ取引が増えました。
とりあえず、どんなものでも吐き出してみる。
もしかしたら何かと結びつくかもしれない。
ネットではなく、その地域でしかみれないローカルなコミュニケーションテクノロジー
りゃくしてLCT
ICT:インフォメーション&コミュニケーションテクノロジーに
アフファベット順で…IJKL…の
真ん中のJ(時間)とK(環境)を足すことで
次の時代のつながりのあり方になります。
ラティスのように、シナプスのように、個人、個人が結びつく
一元管理ではなく、その人のところに行けば、あの情報は手に入る…という感じ
それによって様々な交易がおこるのではないだろうか?