4月2日
今年度からアジア学院にてビオトープの管理を通しての自然体験学習、環境教育を行うことになり、池の造成のため場所検討の視察を行いました。
傾斜地になっている敷地内で
浄化槽からの排水や
雨水や湧き水を遊水プールを棚田状に溜めて下に流している状態だそうです。
このプールは補修している状況
アジア学院の学生たちが丁度作業していました。
普段はここに魚を飼って、それをサバイて食べるという実習もしているとのこと
自国に戻った時に、その環境でこれらの技術を応用するということで、
まさに「生きる」ことの実践を教えているのだなぁ〜と思いました。
一番下に降りた場所
スペースがあっていいのですが、ここまで降りてくるのに子供たちが安全に降りて来れるか?
また日射しがあまりないかもしれないということで、候補から外させて頂きました。
浄化槽からの排水をこの場所に池を作り、さらに浄化槽を行う循環型の操置を作ったらどうだろう?という話もでました。
これは面白そう!
炭や木の皮、籾殻などを使って吸着させながら、自生の植物による浄化も考えられます。
これは、学院の研修で行ってもいいのではないかと思いました。
浄化槽などナカナカ市民レベルでは手に入りにくいものを、もし身近な手に入るものでキレイにできたら、素晴らしい事だと思います。
循環型のつながりを追求するものとしては、廃棄もシッカリ考えていかなければなりません。
そういう意味でも重要なミッションなのではないでしょうか?
アジア学院の敷地内でやるのであれば、候補地として一番いいと考えている場所です。
一個上の写真の上側にある場所なのですが、少し場所的に狭いかもしれないのですが、
地面も比較的平地で、アクセスも良く、日当たりも抜群、水も奥の湧水プールから引き込めます。一応、浄化の処理を一段階加えたカタチで考え、その水を使えばいいのではないかと思います。この場所に環境測定装置としての水辺ビオトープができることによって、周辺の環境の状況を人間の視点ではなく、生きものの視点で計れるということは、学院にとっても、この地域の市民にとっても意義深いことだと思います。そして忘れてはならないのは、その環境を子供たちを中心に我々が自らの手で管理し守っていくということです。