世界のあり方、社会のあり方が、自分たちの生活に結びつき、くらしている環境の保全に関係する。人間がコントロールできているかのように思うかもしれないけれど、
コントロールとは壊しても元通りに戻せることを言うのだ。
だから人間は破壊しているだけ、
自分自身が生きて行くために必要な森や川や原っぱや海や…を。
日本の社会構造の中で、つい最近まで機能していたのが「会社」だ。
終身雇用、会社が家族、そこに属していれば、とりあえず人生ナントカなったようなイメージ。それは大きければ大きいほど、安定性が増す強固なモノというイメージ。
だから子供の頃から、みんな必死でいい学校を出て、いい会社に入ろうとする。
勤勉で、忠実に指令や業務をこなす日本人の特性にとっては、
このスタイルは合っているのだ。
日本的な会社のカタチは、あくまでみんなで生きて行こう!
利益を会社の存在意義を理解し、そのために業務をこなしていけば、みんなの豊かさを還元しながら生きて行ける。そんなカタチがあった。
しかし、状況は変わった。
市場が成熟してしまい、モノが売れなくなった。
さまざまな利権やシガラミによって余計なものが多くなり過ぎた。
それを打開するために、システムはそのままに「効率化の元」産業構造などの再編に伴って小さく力の弱いところが排除され、大きいものだけが生き残り、
その市場も国内だけではく、海外に求めるようになり、
効率の悪い終身雇用は排除されて、企業の社会的な存在意義を見失い、とにかく自分たちが一番で稼ぎ利益をあげることに躍起になるようになってしまった…
そういえば多様な価値観といかいいつつ、以前の会社のカタチを否定した時もあった。
でも多様な価値観を否定して、結局いきつくところはお金を尺度とする価値観だけだった。もう逃げ道のない、とてもギスギスした社会だ。
僕の認識はこんな感じ
以前の日本的会社のカタチは、それはそれでいいところがあると思う。
もちろん悪いところもある。
これがいつの間にか原発54基も作ってしまった社会のカタチにもつながるのだが、
日本のコミュニティのあり方として、会社というのは何か大きなヒントになると考えている。
今後、それを考えて行きたいと思う。
要するに、人はひとりでは生きて行けない。
例外もあるだろうが、何らかの共同体に属して行かなければならないとも思う。
しかし、ここまで個人を個にしてしまった社会のあり方から、いきなり地域に縛り付けるようなカタチはシックリ来ない。
逃げ道を用意したい。
新しい社会生態系の人間のビオトープになりえるのか?とも思っているのだが…
2012年7月15日日曜日
イオンデー出展
毎月11日夕方に自然を感じるキッカケづくりのブース出展!!!!
イオン黄色いレシートキャンペーンに出展予定です。
場所:ザ・ビックエクストラ那須塩原店
中央入り口、ミスタードーナツの前あたり
時間:16時頃~19時頃まで(予定)
内容(新しいネタを検討中):
トンボのヤゴの観察、生きものの気持ちになるお話の紙芝居等
