そもそも何のための池なのだろうか?
池を掘り、水を溜め、地域に自生している植物を採取してみんなで植え、
生きものたちがやって来て、暮らせる場所を作り、
生息環境を増やし、地域の環境を保全するためだったはずだ…
しかし、極力、水道の水を使わない前提とはいえ、
もしかしたら、たまごを産みつけてくれたかもしれないトンボや他の生きもの
せっかくすみかと認めてくれた生きものたちも
水が干やがってしまっては、住めるハズも無く、
たまごに関しては大量虐殺である…
今回、この日照り続きの猛暑とはいえ、
他のことにカマけて、池をそのままの状態にしていたことを
本当に、申し訳なく思い、
今後、このような事が無いように、
また、もう一度、何のための池なのかをもう一度見つめ直し、
伝えて行くための努力をして行きたいと思います。
本当に、偉そうなことを言っておきながら、
申し訳なく、そして恥ずかしい気持ちです。
水漏れの可能性も?
ヨシは地下茎でシートを破ると聞いていたので、
クサヨシはどうだろうか?と思い、
近くを掘ってみたところ、根も浅く、茎も伸ばしていない事から、
その可能性は低そうだと判断しました。
あくまで、極力、水道の水は使わない…前提を今回は守り、
元浄化槽を雨水溜めにしていたので、
ポンプなどを使わずに、手汲みで、バケツ二杯を持ち、
35往復しました。
バケツ一杯平均6リットルだから
420リットルをおよそ2時間かけて運びました。
溜めた水は、落ち葉や虫などが入り込んで、
色が付き、かなり汚れている様子(写真のバケツの色)…
この色が取れるかどうかは分かりませんが、
とにかく試してみたいと思います。
5往復目
11往復目
15往復目
20往復目
25往復目
30往復目
35往復目
420リットルだとお風呂の水2杯分くらいにあたるのでしょうか?
自分で体を使い、量を把握するという経験は、
今後、物事を見て行く上で、確実に財産となります。
これで池の水の2/3は入れられたのではないかと思います。
本当はもっと入れたかったのですが、
水漏れの点検と、精神的にすぐに入れておきたかったのを優先し、
とりあえずこのくらいの量があればと、35往復目で終わりにしました。
この天候が続けば、
漏れていたとしても、漏れていなかったとしても、また、10日も経たないうちに、
水は無くなってしまいますので、
今回の場合は、何が一番大切なことか?
何が目的だったのかをアジア学院の担当者とお話をして、
水道水の利用を認めてもらうつもりでおります。