放置されて使われなくなってしまった雑木林を
何とか人の生活につなげ、関わりを持たせながら
様々な種類の生きものがくらせる環境を保全したい。
そのための方法として、
畑に撒く、敷くということを実践したいと思います。
言葉でも絵でもあまり変わらないかもしれないし、
一体、どのような森にしたいかも想像できない部分もありますが、
そこを「生きものの視点」で、
それぞれ調べながら考えていくことになります。
もともと、雑木林とは、人為的に作られたもので、
人が資源として生活の中で利用していた森だったわけです。
人が一度手を入れてしまった自然は、最後まで人が責任を持たなければならない。
里山とは人と自然が調和して多様な生きもののすみかとして結果的に保全されていたわけです。
昔の人はその辺をシッカリ分かっていてやっていたとも言われています。
畑に撒くことで、炭素循環農法では、それが微生物のエサにもなりますし
他の有機農法では、マルチとしての役割を果たすかもしれません。
そうして出来た作物が人に食べてもらって
健康になってもらい、また環境に働きかけるという循環が生まれます。
朗報として、小型の破砕機を借りられることになったので、
少しずつ森へ働きかけて行きたいと思います。