生きものネットワーク ネットショップ
2012年12月3日月曜日
お金じゃない経済のあり方
経済=お金
って常識?!
お金が回らなければ、経済は回らないのでしょうか?
「何、バカなこと言ってるの?」
たしかにそうかもしれません…今までの概念では…
そもそも経済とは何か?
そこから自分自身で考えなければ、今の閉塞感、生きにくさから脱して希望を持って生きることができないのではないでしょうか?
単純にお金というのは人が行動を起こす、
人が動くための動機なのではないでしょうか?
経済とは、働きかけの動機、人自体の営みなのだと思います。
英語でeconomy(エコノミー)の語源とは、丁度、家や生活のあり方を管理するという意味のように、人の生活をするための動機づけが、いつの間にかお金のやりとりだけに視野が狭まってしまった。
だから現在は、最初にお金が無いと何もできないと思い込んでいる。
確かに、何かを始めるには色々と必要なのかもしれない。
でも、人に何か自分にできることで働きかけることは出来る。
すこしでも元気に楽しくなれるように、考えて自分の能力を発揮する。
それだけで物事が動いていると思いませんか?
ひとりひとりが自分だけのためではなく、人が喜んでくれたり、つながりが出来るのが嬉しくてやるだけで、すでに対価を得ているような気がします。
そして、それを受けた人も返そうという気持ちになれば、結果的に支え合うことになり、
それで生活は回って行くのではないでしょうか?
不安や恐怖心を行動動機にすることは、時には必要でしょう。
しかし、それだけでは、結果的にお金だけに依存してしまう状況を作り上げ、
結果的に経済が停滞してしまうことになります。
楽しさ、愉しさ、喜びや希望を行動する動機とし、
自分にできることを人や環境に働きかけて行きませんか?
そうすることで自分も活かせるし、まわりも希望で溢れると…
結果的に地域の環境を守れるのではないかと考えています。
新しい経済はそこにしか希望を見出すことができません。
夏に、黒磯の駅前にあるカフェ・セントロのカフェ・ラテアートの写真集を好きが高じて作ってしまい、贈与させて頂いたのですが、先日、行ったら、入り口の脇のテーブルにチョコッと置いてありました。
これを見て、贈与経済が動いていると思いました。
僕の気持ちにシッカリ応えて頂けてる。
これを見て、僕も、また贈与したいという気持ちになりましたし、
他のお客様も、この写真集を見て、カフェラテを飲みたくなったら、すごく嬉しい
そしてラテアートを見て、なんか幸せな気持ちが沸いたら、贈与の連鎖が起こる気がして、それが何か気持ちを上げるような行動動機になるようなことになると思っています。
「え?たかがそんなこと?!」
と思うかもしれませんけど、そうした小さな一人一人の行動が、自分たちの生活を作っていくのではないでしょうか?
今日も、人が笑顔になることを考えて行きたいと思います。
それが新しい経済を作ることだから
http://www.nh-bio.net/2012/12/blog-post.html
お金じゃない経済のあり方
リアクション: |