1月18日
那須ガーデンアウトレット側の雑木林に入らせて頂き、
状況を見させて頂きました。
昨年、この場所を使って何かイベントをしようと提案したのですが、
大震災や様々な事情によりそれどころではなくなってしまいました…
しかしもう一度、放射能の除染を含め、地域にあるこうした雑木林の利用方法を考えて行きたい
そうした思いから、状況を観察させて利用方法を検討させて頂くことにしました…
那須ガーデンアウトレットからすぐ側にある雑木林もともと雑木林は、人が生活するために森に手を入れ利用した結果、多くの生きものがくらせる場所が維持され
多様な環境が保ことができました。
森も常に移り変わり、最終的には明るい森から、暗い森へと移って行くと言われているのですが、
人間によって明るい森のまま維持することによって、明るい所が好きな生きものがくらせる環境も一緒にできました。
日本はこのようにして人間と他の生きものが一緒にくらしてきたと言えるのです。
上の写真のように雑木林は冬には葉を落とし、とても明るい森になっています。
しかし、現在、生活が変わり、ほとんど地域の環境に目を向ける機会がなくなりました…その結果、下の方にはササ(多分、イネ科のアズマネザサ)に覆われている状態が目につきます。
これでは、他の光が必要な植物が生えてくることができず、それによってアズマネザサが好きな生きものしかすめない
雑木林になってしまいます。
雑木とは色々な木があるというそのままの意味なんですよね〜
だから、手入れをしていくことが大切なんです。
このまま放っておくと雑木林も暗い冬でも葉っぱを落とさない常緑樹の森になってしまいます。
上の写真中央のカタマリ…