エコロジーとは
家や生活、すみかを意味するエコという言葉に
学問を意味するロジーをつけ
生態学と言われていたと思うけど、
フェリックス・ガタリという人は、現代には三つのエコロジーがあるという。
自然環境、社会環境、精神環境の三つを扱い、
それらを統合するカタチの哲学や思想をエコゾフィー(エコロジー+フィロソフィーの造語)という概念を作った。
僕は、自然の環境を守って行くには、もう自然だけに目を向けていてはダメで、
社会的な仕組みから考え、必然的に目を向け関わり手入れをする仕組みがないと、立ち行かなくなる。全てが死んでしまうと思い。
人間社会の生態系、エコシステムを作らなければならないと考えていた。
だから、この三つのエコロジーについてはとても興味がある。
結局、今の市場原理主義的な社会では、全ての価値観をお金にすり替えられ、表面上、すそしてすぐに
お金に成らないモノは切り捨てられ、または目先のお金に換えようと言う発想だけで動かされ、その本質を見失っている。
大きな塔を建てるために、上ばかり見て、自分たちの立っている大地を食いつぶしているようなモノ。その塔に人やお金を集めようと躍起になっているけど、気づいた時には足元がグラグラで、もう、倒れるしかない。
現在の社会はそんな状況なのだろうと思う。
三つのエコロジーについてこれから勉強したいと思っています。