飽食の時代と言われて久しい現代。
僕が幼い頃から比べても、食卓に並んでいるものの見かけの上でのクオリティは高くなっているように感じます。
「目が欲しい」という言葉がありますが、美味しいものを毎日食べて、
バランスをとるためにサプリメントとか高いお金を払って飲んで、
バランスを崩せば病気になり、高い医療費を払う。
現在の世界経済そのものを、我々の生活がよく表しているなぁ〜と感じました。
「食」の問題として、どのような素材を取るか?という問題がありますが、
基本的に化学的な処理のされていないものをとって、季節の物を
食べる時点で、バランスを崩さず、食べ過ぎない様にすれば、
補助栄養剤やら、免疫力をあげるようなもの、栄養ドリンクなど必要ないのでしょう。
そうすれば医者要らずになるわけで、
国の医療費も下がると思うのですが、
そうすると、それを仕事にしていた人の仕事が無くなってしまうということになる。
そこまで無駄に食糧や要らない物を増やして、家族を蔑ろにし、友達とのつき合いもなくなり、働かなければならないのは、毎日、病気になるような食事を食べるためなのだろうか?と…
質素でも、体の状態が良くなり、健康で感度がよければ、様々なつながりを感じることができ、幸せになれると思います。
マッチポンプのような経済で、ドンドン落ちて行くような負のスパイラルに入ってしまっている私たちの生活から抜け出すのも、このことから考えれば日々の生活から変えることもできるのです。
日々の生活から考える。
仕事とは何か。
どのくらいの量があれば生きて行けるのか?
そういうことを一つ一つ考えて行くことが、
自分たちの暮らしている地域の環境への配慮に結びつくことだと思っています。