2013年3月3日日曜日

C.W.ニコルさんの「森から考える日本の未来」へ行って参りました。


昨日、3月2日はC.W.ニコル・アファンの森財団設立10周年記念シンポジウム
「森から考える日本の未来」へ行って参りました。

とても演出にも凝っていて、
感情に訴えかけるようなセンシティブなものでもありました。

印象に残った言葉、お話をメモった中から抜粋してみました。

ニコルさん
「アファンという意味は、風が通り抜けるところ」

「森は生きている。
息をしている
自分で風を作る。

光を通さなければダメなんだ。」


「イヌイットのような少数民族から教わったこと
人間は主ではなく、土地の一部のである。
土地はみんなのものだが、守らなければならないルールがある。それは生物多様性である。」


「森は寂しくない、様々な生きものが暮らしているのを感じられるから…」

「僕は五十年以上まえから日本に来ているけど
日本人は話し合わなければならない。
説明会ではダメ」

「日本は迷子になっている。
みんなどこに生きたいと思っているのか?」

松木さん
「森という字は木が三つあるだろう…
あれは小さいのと中くらいのと大きいの、色々なのがあって森になるんだ。
林ってのは同じような木が並んでるから林、
木は一本しか生えてないから木なんだよ。」

「森の再生はまず草を生やす
それから小木、中木、大木
いきなり大木をはやそうったってそうはいかない。」
(草の見極めが難しい…どのような森になるのかはここで決まる。)


ここからは僕の感想と思うところをまとまり無く書かせて頂きます。
ニコルさん、松木さんの言葉と二人のコンビ、その姿…
長い時間、少しずつ現場で想いをカタチにして積み上げて来た人たちの言葉は違うなと。
飾らずそのまま経験したことを自分の言葉で話す。そこに迫力、凄み、みたいなものが伝わってきます。
それは一長一短にできることではないだろう…

アファンの森での生きもののつながりをデータで分析する高槻先生のお話も面白かったです。
・フクロウと森ネズミ、ハタネズミそしてドングリの関係
・哺乳類などの生きものがたくさんいるのに、なぜフンが見つからないのか?→分解してくれる生きものたちの存在がある。
・花などと、生きものの関係。アファンの森と国有林の比較
凄く参考になったし、こういうものをもっと知ってもらって、つながりを感じられたら生活も楽しくならないかな?なんて思ったり

復興の現場での声を聞く事もできました。
未だに鉄筋コンクリートに頼ろうとして、逆に根本の生態系を壊そうとしている政策。
何が大切なことかを総合的に理解できていない。
この構造はそのまま原発推進する発想と一緒なのだろうな〜と
高さ14メートル以上幅100メートル近い大構造物の塊の防潮堤を砂浜に作るなんて、ナンセンスもいいところ…ギャグ漫画でもそんなこと有り得ない。それを真剣に考えているのだから本当にタチが悪いです。


アファンの森や復興に向けての取り組みについても
行政、企業、そして市民をつなげた活動として展開されている。凄い…
これからは東京は東京、東松島は東松島の生き方がある。
本当にそう思う。まさに生物多様性の発想ではないだろうか。
僕は、これからの企業のあり方はどいうものなのだろうか?
どういったカタチを見せようとしているのだろうか?
とても興味があります。
今までの日本の社会は、ある意味会社が人間の生態系を作ってきた。
グローバル化によって家族のように社員と関わってきた会社の形態が変わり、
個人が己の能力でのみ生きて行かなければならなくなった状況において、
会社も、個人もどのように生きていくかを迫られていると思う。
市場原理だけでの競争では相当特化したところではない限り小さな企業は生き残ることができない。
それが定めならば…というが、多様性を欠いた社会の行く末は総絶滅するだけなのです。
そうならないために「新しい会社」というカタチを模索しなければならないように思います。それは生態系のような、そんな関係性で生活できるようなもの
そうでなければ、普通に生きることも許されないギスギスした状態で、一体、何を得ようとしているのだろうか?
僕らはタダ奴隷のように働かされるだけになってしまうのだろうか?など思ってしまう。
また唯一無二の絶対的ルールの元で多様に生きることを認める社会の方が絶対健全で楽しいに決まっています。

日本人は話し合いが必要。思っている事を伝え合い、意見交換をして、
それによってお互いに納得した方向性を共有し実行していく。
「合意形成」っていうのが大事…
確かにそれはそう思うのだけど、何か自分の中で引っかかるものがありました。
(生物界では合意形成がなくともバランスをとっているし…)
それが明確に分からないままでいる状態だけども、
ここで話されている皆さんは、修羅場を越えてきた方々で、何かに対してのプロフェッショナルだろう…
大半の方々が、無関心にさせられてしまった状態で、目を反らされ(これでは何か大きな敵がいるような書き方だが…)
自分の生活自体も何もかもを人まかせ、大企業任せにしてしまったことが、根本的な原因だと考える。
上記のような自分の意見を自分の言葉で話せるようなプロフェッショナルになるには?
そうプロ市民になるには?
自分の生活を企業に頼るのではなく、自分自身で作り出していくことが求められます。
自分自身で作り出していくには住んでいる環境にも目を向ける必要があるのでしょう。

会場のニュアンスとしてはプロ市民を育てるには森から始まる。ということだと思いますし、そうやってつながりを少しずつ作って行くしか無いのだろうなということも理解できます。

このままでは日本の風景が実態として醜いものに更になっていってしまうのは明らか
それを食い止めるためにも、森と一緒に生きるのはもちろん、人にその重要性を伝え、
気づいて頂くことをし、また将来の子供たちのために教育をしていくことが必要なのだと、
あらためて微力だけど出来る事をやろうと決意を一人でしたのでありました。

すべてはつながり、すべては森にあるのだ。(being here←ニコルさんがボソっとつぶやいていたようないないような…)

那須野が原生きものネットワークTV

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毎月11日夕方に自然を感じるキッカケづくりのブース出展!!!!

イオン黄色いレシートキャンペーンに出展予定です。

場所:ザ・ビックエクストラ那須塩原店

中央入り口、ミスタードーナツの前あたり

時間:16時頃~19時頃まで(予定)

内容(新しいネタを検討中):

トンボのヤゴの観察、生きものの気持ちになるお話の紙芝居等

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