ご無沙汰しております。
最近、ずっと畑仕事やら片付け、整理などをしている毎日です。
野を良くする仕事と書いて野良仕事。
昔、野良犬とかのイメージで、あまり前向きな感じではなかったのですが、
この言葉を聞いて180度気持ちが変わりました。
一度、人が手をつけてしまった自然は、人が責任を持って管理していかなければならない。そうしなければ今までのバランスが崩れてしまったのだから、自然は不安定な状態になっており、当然、人にも影響がでてくる。バランスを調整出来る程度の手の入れ方をしなければバチが当たる。
人は、生きる糧を得る為に、必要最低限の分だけ自然に手をつけ、そこを手入れしながら生きてきた。結果的に身近い期間で多様な空間が出来、多様な生きものが暮らせるようになった。
いつの間にか、人は、バランスを調整出来る範囲を忘れ、傲慢になり範囲以上の自然に手をつけるようになる。
そして手入れすることすら忘れる。
自然はタダでさえバランスをとろうと常に移り変っている。
これを動的均衡、常に安定しているように見えるが、安定しているために移り変っている。さらに人がバランスを崩せば、安定をするために大きな動きが起こるのは当然だ。
だから人は謙虚になり、手をつけてしまったモノに対して、手入れをする方法を考えていかなければならない。
その象徴的な存在が原発ではないだろうか…
野良仕事、人が生きるための基本に立ち返ろう。
地域の資源を活用し、手を入れながら食べ物を作る方法の実践。
畑だけを良くするのではなく、周りの環境に働きかけて良くすることを野良仕事というのだと思う。
そんな循環の試行錯誤をずっとしておりました。
生きものネットワーク ネットショップ
2013年3月28日木曜日
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