春に、池の生きもの調査を行い、どのような環境を創出していくかを決めました。
現状では単一の植生が占有している状態なので、
今回は、それらを少し間引き、池までの流れのせせらぎ部分に覆われているものもカットしました。
するとすぐにオニヤンマが飛んできて、産卵をはじめました。
このように生きものは常に場所を探していて対応しようとするのです。
だからこそ、身近な環境のあり方がいかに大切なのかを学ぶことができます。
そして池から近くの場所で、目標種としているシオカラトンボを発見しました。
この池ではヤゴは取れなかったのですが、近くの草地などには来ているのです。
これも環境を整えてあげれば、すみかとして産卵をすることができるかもしれません。
28日は、アートビオトープ那須主催の山のシューレという学びの会が行われます。
そこで横沢ビオトープづくりとして、保全活動を行います。
横沢の森を生きものの視点で感じながら、池に植栽するものを森や川からとってくるというもので、近くで自生しているものを植えて池の多様性を高めよることを参加者と一緒に行いたいと思います。
管理前
管理後
別の角度から見た管理後の状態
ちょっと分りにくいですが、繁茂しているスゲをかなり間引き、
水路も見えるように確保しました。
すぐにオニヤンマが飛んでくるという展開
そして刈り取った場所は泥状態になって、
ヒメアカネ?(未確認)に似たアカトンボも飛んできました。
シオカラトンボ発見。