色々と思うところはあるのですが、バタバタと日々が過ぎて行き、日誌をつけることが億劫になってしまいますが…
ここいらで一区切り(笑)思った事と試したことを羅列してみました。
夏から秋にかけて、夏野菜がかなり盛況だったのですが、その次の作物が思うように行っていない状況です!汗
・葉ものが芽がでるものの、速攻で虫に喰われる。
畝間の問題かと思い、23日に葉ものの畝周辺の畝間を耕し、空気を入れてあげました。
ガチガチに固くなった分解されかかっているチップがさらに空気が入る事で蘇り微生物が活性化するような気がします。
昨日、カブを見たら一気に大きくなっているように感じたのは気のせいでしょうか…
・夏から蒔いているニンジンですが発芽率が悪い。
何度も蒔き直しているのですが、思うようにでない。
もう遅いかもしれないけれど9月末から10月入ってもモガイてみようと思います(笑)
その原因を考えると、長雨で表土が固くなってしまう、種が流されてしまう。そしてエサ不足…
昨日、思い出したのですが、マルチをしていない時は、種を蒔く度にチップを畝に混ぜていたな…と。そこでどこまで効果があるのかわ分からないのですが、マルチに開けた穴からチップを混ぜ込んで、そこに種を蒔くようにしました。
結構時間かかるので、もしかしたらマルチを一度剥がしてチップを混ぜた方が結果的に早いかもしれません。同じくらいかチョッとだけ時間がかかってもそっちの方が効果があるのならばそれに越した事はありませんが、問題は、現時点でそこまでチップが用意されていないこと…転換途中の畑はやはり手間がかかる。
仕方が無いことですが…
何しろ時間がない涙。
・ナスから作物の寿命と命の循環、免疫機能なんかを感じました。
以前はほとんど虫なんて付かなかったナスなんですが、ここに来て虫が喰うようになってきました。
これは作物の寿命なんだろうな…そしてここから無くなって行く力、土へ返り、次の命へつなげる力へ変わったのだろうな…という感じです。
ふと、栄養過多による虫喰いも結局は同じ原理なんだと思いました…
微生物の供給してくれるもので光合成を行っているわけですが、
歳をとると供給されたものの処理が追いつかない、結果、それが個体に蓄積され、それを取り除こうと虫が寄ってくるのではないだろうか?
枯れて行くのも体をつくるための物質を光合成によって上手く作れなくなって行くからなのかもしれません。そんなことを思いました。
・あらためてチップは肥料ではないということを実感。
しげよし畑で今年植えたピーマンはほぼダメでした…
何個かは実を付けて、食べたら、食べられないことはなかったですが、
ほとんどは植えたまんま枯れてしまったりという状況でした。
今年実感したのは、ピーマンを育てる微生物層ができるまでには結構時間がかかる。
ということで、その作物に適したものができるまでにはそれぞれの時間というものがあるようです。いきなり時間がかかる作物を植えてしまったのが悪いのですが、それでもある意味ハッキリと畑の状況が分かったので良かったと思います。
何しろ、しげよし畑の土はガチガチなのです。これは窒素分が残っていて乾燥して土を固めてしまったと考えて良いのではないかと思います。また、そんな土の中では微生物もあまりいないように思います。こんなにガチガチではキノコ菌は呼吸できません。
とにかく、今は竹チップを混ぜ込み、エサと空気を入れてあげること…ふと、石灰を撒いて中和しようかとも考えましたが、試すとすればひと畝だけに留めておきます。
僕の浅はかな考えでは、例えば、竹チップが肥料だったとしたら、ピーマンもそれなりに育ったのではないか?と思うのです。
何しろ、育つ為の何らかしらの手だてがない。だからそのまま植えた状態で枯れてしまったりするワケです。点滴や栄養ドリンク、サプリメントのような物があれば、体は大きくなることはできるのではないかと思います。
昨日のひなが畑は風が強かったです…
冬から春にかけて…チョッと思いやられます汗。