2016年10月11日火曜日

久しぶりにエコレンジャー(環境学習プログラム)やりました!

10月8日
久しぶりに環境学習プログラム エコレンジャーを大日向マルシェ会場にて開催いたしました。

しかし、雨、雨、雨…
それでも無理矢理開催!

思ったよりも参加者が現れ、また助っ人にも助けられ、
完全にオンブに抱っこ状態で行いました汗。

今回の任務は、昨年造成して、春にも調査を行った池の秋の調査。
それと、春に田植えした田んぼの水抜きを行い、そこに棲んでいる生きもののレスキューを行いました。



雨でも子供たちは元氣いっぱい


最初、大型のヤンマは採れませんでしたが、あとからザクザク出てきました。
多分、この池の優勢種はこれかと思うくらい…



今回もガクさん家族の協力を得て、
ほとんど全てをお願いしちゃいました…
ガクさん、いつもありがとうございます*

マツモムシの空氣の取り込みが見れて良かった♪





○今回確認できた生きものたち
ヒメゲンゴロウ
マメゲンゴロウ
コシマゲンゴロウ
クロゲンゴロウ

クロスジギンヤンマ
シオカラトンボ
一種 背棘にトゲがあるものがいて、オオシオカラトンボかと思って同定を進めるも、アゴの側刺毛の数がタイワンシオカラトンボの数8本で、腮刺毛の数がそれよりも少ない…
これをオオシオカラの変種と思っていいのか?タイワンシオカラトンボだと思っていいのか?
多分前者なんだと思いますが、なにせオオシオカラトンボが全然採れないので、何ともいえません。

マツモムシ

トウキョウダルマガエル

という結果から
○この池が生きものにとってどいう場所か?
当初は明るく開けた水面があったけど、段々と池に植物が繁茂し、水面が見えないほどになってしまった。そこで比較的暗くて水草のある池を好むクロスジギンヤンマが入って来た。ゲンゴロウが多種いるということから、比較的多様な環境(繁茂した草を刈り取ったことも影響して)が作られている。
夏場に刈り取る場所とそうでない場所を分けることで、多様な環境をつくれるのではないだろうか?
ということで、来年はそういった管理を行いたいと思います。


2016年6月8日水曜日

スナップエンドウは…

実は今が旬のスナップエンドウ。
私も縁があり、友人から種を頂いてからつないで来たのですが、今年は絶不調…
というよりも、春蒔きでもイケる!と去年知って、安心して春に蒔いたものの、やはり出来や育ち具合はイマイチ。しかもまだまだ発芽したりしなかったりで、味もイマイチ乗り切れてない感じです。
畑仲間のKさんと話をして、Kさんの辛うじて生き残った秋蒔きのスナップエンドウと春蒔きのモノを比べると、明らかに勢いが違いました。時間をかけて根を土に定着させ、そこの微生物と関係を作っているだけのことはあるんだな…当たり前のことだったのですが、そんな事をあらためて思いました。今年は秋蒔きで霜対策をしながら来年美味しいスナップエンドウを作ろう…しかし、あまり量が無いので、果たして種をつないでいけるのかな?

あと、マメ科だけは根粒菌によって窒素を土に溜め込んでしまうため、連作ができないという説が、炭素循環農法をやっている人の間でも通説になっています。だからこそ秋蒔きが重要になってくると思うのですが、その辺を上手くサイクルできる方法は無いものか?
6月にスナップエンドウが終わったあと、窒素食いの作物を緑肥代わりに入れてあげることも手かな?なんて思いました。

2016年6月5日日曜日

農日誌20160604

まずは、ニワトコベースから


スイカの調子があまり良くないように見えます。
日光が当たり、根が定着してないため上手く水を吸い込めない…
というのが一般的な見方かもしれません。
が、根が定着するというのは、微生物との関係が深く結びついているのではないか?
というのが私の今の考えです。
土の上の葉や茎が薄い色になり、縮こまったり、萎れたりするのは、光合成によって作られるエネルギー?物質は植物自身だけに使われるのではなく、土の中の微生物にも使われる。
植物は微生物に養分を供給しながら、逆に自分に必要な養分を微生物からもらう。
そうした関係を作り、成長する。
しかし、その微生物が土にいなければ、いくら日光を浴びてもそれに対応することもできず、省力化せざる終えない。
それで葉の向きを調整したり縮めて光を当たりにくくしたり、また葉緑素を無くして光合成を起こさせないようにしている。という考え方もできる。

要するに、土に微生物があまりいない。
(スイカに対応したもの)

その考え方だとすれば、いくら水を上げてもどうしようもない。
むしろジャブジャブにすればするほど好気性微生物はいなくなってしまい、逆効果という状態もありえる。


とりあえず、数少ない経験で考えられることは、
畝間から空気を入れてあげ、微生物を増やす!



分かりにくいですが、フォークのようなもので、
あまり大きくなく空気をいれてあげるイメージで耕起しました。
土をヒックリ返すほどは極力避けました。

2016年6月3日金曜日

活動日誌20160602

昨日は、管理させて頂いている竹林の林縁の草刈りを行ないました。
以前に比べて植生が変わったように思います。
調べて記録していないのがプロとして失格なのですが、
こんなにイタドリが多かったか?
もう少し離れている場所ではたしかにイタドリはあったけど、笹とツル生のものが多かったように思います。
そして途中からその植生もイネ科のものに変わり、そこでは細い貧弱な竹のような笹がニョキニョキと沢山生えています。
土の状態、光の当たり方、条件によってすぐ側でもこんなに変わってしまうのだなぁ〜
面白いですね!

作業前
作業後

作業前
作業後

途中からイネ科の草が生え、そして細い笹のような竹がニョキニョキと疎らに…

2016年5月27日金曜日

農日誌20160526

かなり更新空いてしまいました…
とりあえず、出来る限りその日の作業、気づいたことなどを書き連ねていけたら、記録として共有できたらと思います。

で、ずっと更新しない間に、畑の方は色々と変化が…

【これまでのトピック!】

•「ひなた畑 リバウンドでかなり調子が悪い!」
昨年、造成したひなた畑。最初は相当調子が良かったのですが、秋以降パッとせず、今年に入りいよいよ芳しくなくなりました…
期待していたスティックセニョールもすぐに虫に喰われ、また成ったものも貧弱で美味しくない状態。ニンジンもスギナに覆われ芽もあまりでず、スナップエンドウはハタネズミにやられてしまい半分以上がなくなりました汗。
こうした結果がでるということは、それなりの原因があるわけで、急激な変化は、それだけ引き戻しの力も凄いということが分かりました。
こうした変化は「圧力」と言い換えることもできますが、正負の圧力を上手く使い分けることで、そのバランスを上手い方へ変えて行くみたいな…
もしかしたら自分にとって正のバランスにしたかったら、負の圧力をかけてみることが良いのかもしれません。今回はいきなり正のバランスをとろうとしてしまい、正から負に一気に傾いてしまいました。


2016年3月16日水曜日

ニンジンの種蒔きました。(農日誌20160315)

昼間は久しぶりによい天気になりましたが、冷たい風が強く、体感的にはあまり暖かさを感じることができませんでしたね。
そして夜は思いのほか冷え込みました。



さて、今日はニンジンの種を蒔きました。

今年はニンジンをメインに大量に作ろうと、9日の新月一粒万倍日に予定しておりましたが雨で中止。
あらためて今日ということにしました。
まずは「ひなた畑」で7畝に蒔いてみることにしました。
こんなに蒔いたことないので、正直、どこまで作くれるのか?
そしてサバけるのか?
分かりませんが、とにかくやってみることにします。



今回、ひなた畑の7畝はマルチのビニールを張らずに条播きで種を蒔いてみることにしました。二年目となる畑で、ここまで竹チップを混ぜた土で、どこまで草が出るのか?
状態や効果を見るため、そして過去にマルチをしなかった方がニンジンの成績は良かったことを踏まえてやってみることにしました。
段取りとしては、畝にスジをつけて、水を蒔き種を蒔いて感想防止用の竹チップをその上に撒いて、また水を撒く。


振り返ってみれば、私、飯沼が
そもそも畑を始めるキッカケになったのも、2012年の夏に那須塩原で行われた炭素循環農法のお話会の中で、後に畑仲間となるKさんたちが作ったニンジンを購入し食べて何か衝撃を受けたことから…


(写真:2012年7月に行われた炭素循環農法の交流会の様子、
私にとってこの会が活動の始まりだった)

聞けば、その時にニンジンを購入したのは自分だけだったとか。
そんな人間が一緒にやるようになり、こうしていよいよ本格的に森の手入れと畑仕事をセットにした活動を行う様になるなど、夢にも思いませんでした…
そんな縁のあるニンジン。
きっと道を切り拓いてくれるに違いない笑。

ここでは、もう少し過去を振り返ってみましょう…


2012年の時の「たんじゅん畑」はヒマワリ畑でした笑。
その前は施肥農法の畑で、そもそもはグリーンオイルプロジェクトで油をとって除染するというプロジェクトを手伝いということで関わったつもりが、いつの間にか畑を一緒にやるようになった…という経緯です。
今は見違えるような風景になりました。もちろん竹林含めて…

どんなことがキッカケになるか分からない。
ただ、そこには必ず「体験」がつきものだなと思います。
結局、人の話よりも、自分で実感し気がつくことが一番大きく納得いくことなんだろうと思います。
自分たちの価値観を押し付けても伝わらない。
何かを共有した時に、はじめて何かボワッとしたものが通じて、共通の言葉が話せるようになるのかなぁ〜と
そこから後は一緒に空間や体験を積み重ねて築いて行くモノなのかもしれません。



そんな空間を作り、景色を描きたいですね〜♪
今年は少しずつ場を作りたいと思います。

16日は一粒万倍日、しげよし畑にニンジンを蒔きに行きます。
これからしばらく毎日水やりが日課になりそうです…汗。
あちこちあれこれと非常に忙しい日々を過ごしておりますが、
頑張りましょう〜

2016年2月19日金曜日

目指すは自己循環…オクラの枯れ木から思うこと。

昨年、大きく育ちたくさん美味しい実をつけてくれたオクラを、
先日、片付けさせて頂きました。

一般的な農法では、こうしたものの茎や枝葉はどうするのか?
よく分かりません。

私たちは、あくまで自然基準で考えて行こう!(←偉そうに…)ということで、

「きっと、微生物に分解されて、分子レベルで同じオクラならば同じパーツを使われるに違いない!」

という仮説のもと、残ったものは細かくして畝間にさらしておくことにしています。


こうすることで、効率よくパーツが使われることはもちろん、

その土もその作物にあった微生物が強化されるイメージです。


だから、連作障害ってものが無い。
むしろそれによって自己循環、自己完結していく…


それが循環農法の究極の姿なんだろうと思います。


3m以上の高さにまで育ったオクラ。
もはや樹木です(笑)


どんだけ根が張っているのだろう?
抜くのに一苦労だなぁ〜なんて思っていたら、
思ったほど大変ではありませんでした…

あ〜なるほど、自身を支える最低限の根を生やすだけで、
あとは微生物との共生によって生きているんだろうなぁ〜と。

根を生やさずとも、微生物が代わりに土の中のネットワークを張り巡らせてくれる。
地上で必要なものはオクラが地中へ贈り、逆にオクラが地中で必要なものを微生物がオクラへ贈る。

まさに贈与経済がここで出来上がっているのです。


たくさん生ってくれてありがとう〜♪


土に還って、また今年もよろしくお願いします〜♪
(こんな感じで畝間に細かくしたものを撒いておき、
分解されるのを待ちます。このくらいの大きいものになってしまうと、
分解するのに一年以上待たなければならないでしょうが…)


オクラで考えてきた循環ですが、
物質循環を考える上で、虫喰いも重要な営みだと思います。

上の写真はキャベツ(汗)ですが、冬の間も防除しないとこんな感じで喰われている?

とにかく、とても食べられる状態じゃ〜ありません。

これじゃ、ダメじゃん!

とお思いでしょう。たしかに今はダメです。

しかし、キャベツが土の中の毒だしをしてくれている…と考えたらどうでしょう?
今の時点ではキャベツにとって、この土は病気になってしまうような環境です。
でも、逆に言えば、この土の不必要なものを出し切ってしまい、先ほどの様に残っている残渣を土に戻してあげれば、キャベツにとって良い環境はドンドン出来て行きます。


一見、この風景、状況は無駄なように思えるかもしれませんが、実は、必要なことなんじゃないかなぁ〜と私は思うのです。




こちらはスギナが枯れたもの…汗。

沢山畑にでてくるのですが、これも虫喰いと同じく物質循環の状態を表しています。

スギナは酸性土壌に生えると良く言われますが、
スギナに含まれるカルシウム、マグネシウムなどのミネラルを多く含まれたものになるとも言われています…

そう!

土の酸性の土壌を中和するために、アルカリ性のカルシウムなどを多く含んだスギナが土に戻るのです!!

このように、あらゆるモノは全てバランスをとろうと循環している。

自然の摂理そのものなんではないかなぁ〜と。そんな単純な原理で動いている。
その原理を様々な局面で利用することで、豊かに愉しく生きて行けるのではないかなぁ〜と思えるのです。






そんな原理を実感し体験できるのが、身近な「田畑」であったり「ビオトープ」ではないかと思い、日々、その舞台を作り、皆様と共有したいと思っております。

そして今日もせっせと山を手入れしチップを作ります。

それを畑に撒き、土の中の微生物にエサをやり、土を豊かにし、その土との共生関係で作られた作物が我々の口に入り、腸の微生物に作用し、身体が作られ代謝し、土に戻り…と
全てがつながっている活動をしている。
そう思えると、なんだかとてもいい気分(笑)

2016年2月10日水曜日

しげよし畑仕込み完了!(活動日誌:2016/2/6〜9)

夏野菜づくりに向けての準備を進めています。
昨年、何もしていなかった元田んぼを大きな土木工事をして水はけを良くし、
一部で栽培をはじめた'しげよし畑'

今年は本格的に作り始めてみよう!
ということで、まだ工事?途中だったところに竹チップを入れ、
畑っぽいカタチをつくりました。

このまま竹チップを入れ、微生物が少しずつ増えていくのを待ちながら
野菜を栽培していくのもいいのですが、

せっかく、もう少し早く微生物が多様な土ができる方法がある!

というならば試す手はありません。

それが「太陽熱処理」

土の中の微生物に太陽の光や熱をあて、
負荷をかけてその反発力で増やすというもの。
土の中の微生物の生態系を高速コピーする…なんても言われています。

私たちのやっていることは、こうした自然の原理を見出し、
それを上手く利用し引き出しながら生活に取り入れ
その地域の生態系の一部としてつながる方法を実践し提示し広めること。

森の手入れも、畑仕事も、すべて同じ営みの中で…

ということで、前置き長くなりましたが、実際の活動の報告。
畝と呼ばれる盛上がったところに種を撒き、
作物を育てるわけですが、
こんなに盛上がった畝を見た事は'まんが日本むかし話'くらいでしょう笑。
実は、この畝の間の畝間にも溝を掘ってあり、そこに竹やそのチップで埋めており、
ここまでするのは、元田んぼだったということもあり、
水はけを良くする為です。

何故かと言えば、

肥料などを使わず、自然の力で育てる場合、
微生物の力を借りなければなりません。
その微生物がくらす環境をつくるには空気が必要なのですが、
水はけが悪いとそれが難しくなります。

そんな面倒なことするんだったら、肥料使えばいいじゃん!

たしかに、そう考えるのは当然です。

肥料を使えば、直接、作物も養分をそこから取り込み大きくなるのですが、
必要以上の養分を吸い、それを目当てに虫が集まり喰われ、
また土にも養分が溜まり、それを薄めようと草が生えます。
虫も草も土のバランスをとろうとして、必要以上の養分を他に散らそうとして
寄って来たり、生えて来たりするのです(本人たちはそんなことは考えておりませんが)

そして溜まりすぎた養分により微生物もいなくなり、土もガチガチに固くなり、
連作もできない状態になったりします。

この微生物に育ててもらうやり方は、逆に、その作物に特化した土を作ります.
微生物の生態系ネットワークさえできれば、必要なものを作物に与え、
また微生物たちが必要なものを作物が与えるという共生関係が作られ、
その作物にあった微生物相ができる、そのまま使い続けられる…
というワケです。

そんな微生物相をつくるために、負荷をかけるのに
透明マルチシート210センチの大きいサイズのものを使います。
このサイズになると、少しビニールの厚みが厚くなり、破れにくくなります。

いつも、針金をヘヤピン状にしてストローに刺して止めていましたが、
今回は労力低減のために既製品を買ってみました。
費用対効果でみると、こっちの方が断然安いんじゃないかと思いました。
当初、10日くらいこの作業を見ていたのが、
結局2日、しかも1日3〜4時間程度で終わってしまったのですから…

こんな感じで、畝にも畝間にも覆うようにかけて行き、
なるべく空気を遮断するようにして行きます。

畝の両端だけ、シートを埋め込むための溝状の穴を掘り

一本、一本、シートをかけて、ピンで止めを繰り返して行きます。
やはり風は無い方がいい…

そして17本完了!

あとは待つだけです♪


2016年2月6日土曜日

黙々と準備(活動日誌2016/2/1~2/5)

雪が降る度に、土を扱う作業は滞る季節。
暦の上でも季節の変わり目である土用の期間は、前の季節から入れ替わり整理するための浄化期間として、あまり撹乱を起こさない方が良いとされていて、土いじりなどもしない方が良いとされています。
冬の土用は立春の日の前の約18日間。
その時期に雪が多いのも、なんとなく理にかなっている気がします。

(2/1 東側の畝は雪解けしにくい 1/30の降雪)

しかし、そうは言っても、人間が作り上げた社会システムに少なからず合せていかなければ、現状では生きて行けません。
というよりも、段取りさえシッカリやれば、この時期にあたふたと何かをやる必要は最低限度に抑えられるのですが、苦手な計画を立てて、自然のサイクルもそこに意識的に組み込めて行けたらと思います。

ここからは、しげよし畑の竹チップ撒きの記録です。

2/3 ほぼ撒き終わったところで、残りは何故かフレコンバックのまま残された場所。

こんな、感じのところをチップを引き延ばし…


ならして行きます。


そしてスッキリ♪
2/5に袋からホジクリ返しキレイに片付けることができました!
一袋、予備であったので、
それを別の場所に撒いたところ、畝と竹チップの必要量をある程度割り出すことができました。
大体、フレコンバック1袋につき、贅沢にチップを使って10mの畝三本。
というところです。







2016年1月28日木曜日

竹チップ混ぜ込んでます!(活動日誌20160126-27)

活動日誌2016年1月26日-27日
大田原のとある休耕田を昨年から親戚に借りて溝を掘り畝を立て、一部に竹チップを撒いて混ぜ込み使っていた「しげよし畑」(←持ち主の名前からそう勝手に呼んでいる)ですが、今年から本格的に全てを使おうと考え仕込みを行っています。




「しげよし畑の経緯」
この土地は、もともとは田んぼで、休耕田にしてから畑にしていたのかどうか…分かりませんが、田んぼ時代からかなり化学肥料を使っていたらしく、昨年から少しずつ手を入れて来た感じでは、土は窒素過多でガチガチに固まってしまい、春に竹チップを混ぜると、すぐにそこからキノコが生えてくるような状況でした。
キノコが生えてくると言う事は、その環境で微生物たちが生きられないと胞子をどこかの場所に飛ばし移動したいという現れなのだと思います。
昨年は、自然薯を試しに植えたりした他、5畝ほどピーマンを植えてみたりしました。
しかし、ピーマンってピーマンを育てるための微生物が育つためには時間がかかる…ということを昨年気づき始め、いきなり土も出来上がっていない場所に植えても上手く育つはずがありません。ほとんどの苗がそのままの状態か少し大きくなったかで止まり、数本、実をつけたものもありましたが、それでもヒョロヒョロのままで、虫もつき、腐りもしました。肥料を使えば、多分、大きく成長することはできますが微生物との共生によって作られた本来の作物の姿や味とはまるで別物になることでしょう。その関係性さえできれば、健康で本当にピーマンの美味しさが十分にでたものが出来ます。そう信じています。
現に、他のたんじゅん畑でのピーマンは三年目にしてようやくチャンとしたカタチで(2年目までは縮こまったカタチをしていた)出来て来ました。




「思ったより悪くないんじゃない?」
そんなわけで、大半を溝を掘り、畝を立てたまま放置して草も生やしっ放しで一年置いておいたわけですが(←見るに見かねてしげよしさんが畝の草刈りをしてくださった)、
意外にも畝の土の様子は悪くないんじゃないかと思いました。
表面がツブツブと団粒化していてサラサラしていて、昨年まで感じていたギトギトした黒光りのような毒々しさが無くなっている印象を受けました。



試しに、棒を刺してみると、
大体40センチくらい入りました。
何もしてないのに、これはかなりの転換具合ではないかと思いました。

写真右
棒を草の葉っぱを上においてあるところまで刺さりました(分かりづらい笑)
どうやら、木や竹、草などの炭素資材を土に混ぜ込むことも大切ですが、
そもそも好気性微生物が暮らせるように空気を入れてあげること、水はけを良くして上げることが大切なんだろうなぁ〜と思いました。
溝を掘り、畝を高く上げることで、乾燥し空気が入ってくる。それによって微生物も生きられ、土の中に残っている有機物を分解してくれる。
丁度、夏、秋に草刈りをして下さり、そこに草が混じったこともあったかもしれませんが、結果的に土の遷移、転換が進んだのでしょう…
化学肥料を使った畑の方が、有機肥料を使っていた畑よりも転換が早いと聞いていましたが、本当なのかもしれません。



自然薯と普通の畝の間を少し開けたのですが、
溝に挟まれた土は何だかフカフカしているのです…

昨年は梅雨の時期に自然薯の一番水が流れ落ちる溝から水が溢れでて、チップの他に竹をそのまま埋め込んでいたのですが、それが浮き上がってきてしまったという事態になりました。乾燥している冬の時期はこうしてフカフカになり微生物たちも増えますが、水が流れ込み、当然、水溶性の窒素も流れ込むためガチガチなものに戻ってしまう…ということになります。
今年は、その対策のため、その部分に砂礫(砂利や石)層までの深い溝を掘り、そこから水を地下に流してしまおうと思っています。

「2日間、5.5時間で11畝のチップ混ぜ込み」
初日は勢いにまかせて事前に運び積まれた竹チップの山を崩し、畝間に引き込みながら畝に混ぜ、畝の土に空気が入り込むように混ぜ込む作業を7畝3時間で行い、
それが祟ったのか、次の日は右腕から肩が張り、頭痛になり体調を崩し、そんな中で2時間半で4畝…無理はイケナイんだな…と思う反面、これくらいのことで情けなさを感じ、しかし昨年秋からずっと腕や腰を酷使していたので仕方無いという思いもあり複雑です笑。

(2日目、逆光ですが、11畝を終わらせたあとの写真)

(残り、これだけ…袋にはいったままのものもあるので、今までより時間がかかると思う、何で出してくれなかったんだろう笑)

とにかくあと5畝+α、混ぜ込みが終わったら、太陽熱処理を行うため透明マルチのビニールを張って行きます。
太陽熱処理とは、太陽熱と光を当て、微生物に負荷をかけ、その反発力によって微生物ネットワークを高速につくるというものですが、これだけ竹チップをいれてあげて、時期さえ間違わなければカブも出来たので、それほど悪くないと思うので楽しみです。

こんな感じで畝と畝間に竹チップを入れて混ぜて行く(畝にはあまり深くなく適度にまぶせる)


畝に混ぜ込んでいると、奥からガチガチの土の塊もボロボロと出てくる。
完全に窒素過多で凝り固まってしまったもの。
これでは好気性の微生物は生きて行けません。
よく畑に水を上げる必要があるというのは、この肥料分となるものを水によって吸い上げられるようにするためと考えています。
微生物との共生関係ができれば、その作業も必要ない…というのが何となく感覚的にわかる気がします。

ということで、ちょっと長くなりましたが、ここで得た気づきをまとめさせて頂きました。


那須野が原生きものネットワークTV

イオンデー出展

毎月11日夕方に自然を感じるキッカケづくりのブース出展!!!!

イオン黄色いレシートキャンペーンに出展予定です。

場所:ザ・ビックエクストラ那須塩原店

中央入り口、ミスタードーナツの前あたり

時間:16時頃~19時頃まで(予定)

内容(新しいネタを検討中):

トンボのヤゴの観察、生きものの気持ちになるお話の紙芝居等

会員募集!

会員募集 会員特典として・・・
那須野が原地域の生きものや場所の様子や団体の活動を報告しているニュースレターを(不定期で)お送りします。 また、イベント情報などもメールでお知らせいたします!
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使わせて頂く場合がありますが、個人を特定できないカタチとします!

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